いつだって文学に置き換えれば大丈夫だった。

何時だって、何だって起きたっておかしくない世の中だ。それは時にして、喜びが躍進しすぎるあまりどこかへ飛んでいけそうなくらい嬉しいことかもしれないし、時にして、誰にも語ることのできない深い闇が襲ってくるくらい、重く苦しいことかもしれない。けれど、すべてそれらは自分に起因している。自分にとって無関係なことは自分を決して巻き込んでこない。こんな運命に翻弄されて、というか自分から巻き込まれつつ毎日を生きているけど、わたしは毎日がとって楽しいのだ。切ない気持ちも、悲しい気持ちも、自分への憤りも、すべて飲み込む余裕がある。いや、期待と言った方がいいのかもしれない。