ただの日記。

ライターの井出さんが、とある記事でこう書いた。

ー編集者というのはこういう人である。この世にあまねく散らばる、一見まったく関係ないもの中に、関連性を見いだす。時間も空間も遠く離れた事柄の間に線を引いて、橋を架ける。誰にでもできるわけではない。その線が見えるか、見えないか。それを可能にするのはどこまでも丹念な「観察」と「考察」だ。どこかの誰かが作った既成の枠組みにとらわれてはいけない。バイアスを捨てろ。解像度を上げればそれまで見えなかった、”何か”が見えてくる。ー

 

わたしが伝える側になるためには。わたしの言葉に説得力をもたせるためには。多くのひとに受け入れてもらうためには。社会という無限の世界でわたしは生きていかないといけない。どう舵を切るべきか。どう嵐を乗り越えるべきか。どう大陸にたどり着けばいいのか。脆弱なわたしを支えてくれるものは何もない。そのなかで生きようとしている。組織とか、派閥とか、そんなのわたしには関係ない...と言いたいところだが、実際は関係しかないんだろうな..